Evernote の「コンテキスト」とは何のことですか?
コンテキストは Evernote の新しい機能です。Evernote を使っている時に、ノートの内容と関連性があり、参考になると思われる情報を独自のアルゴリズムで自動検索します。参考情報を自然にピックアップすることで自分で検索する必要を無くし、作業の質や効率を高めるお手伝いをすることが目的です。自分専用の賢いアシスタントがいるようなものとお考えください。
コンテキストにはどのような情報が表示されますか?
現在、コンテキストでは 3 種類の情報が表示されます。
- 自分の過去のノート(Evernote Business ユーザの場合は、同僚から共有されたビジネスノートも含む)
- 日本経済新聞社および日経 BP 社の関連記事(日本語)、およびダウ・ジョーンズやその他パートナー企業による関連記事(英語)
- 関連する人物の LinkedIn プロフィール
また、将来的には、Evernote ユーザにとって有益と判断できれば他の情報提供元も追加する予定です。
これは広告ではないのでしょうか?
広告ではありません。コンテキストでの関連記事の表示数やクリック数を基準に、弊社が報酬を受け取ることはありません。弊社には、記事やその他コンテンツを表示する金銭的なインセンティブはなく、あくまでユーザが作成したノートの内容に関連する、厳選されたコンテンツ提供元からの記事や情報のみを表示します。また、ユーザの情報やノート内容を、弊社が関連記事の提供元やパートナー企業と共有・提供することは一切ありません。ユーザは、コンテキストで表示される情報の参照元を選択できますし、あるいはこの機能を完全に無効にすることも可能です。
Evernote はユーザのデータを記事の提供元や他のパートナー企業に共有するのでしょうか?
いいえ、共有しません。ユーザがコンテキストで表示された記事をクリックし、その情報が Evernote のノートまたはブラウザに表示されると、記事の提供元にはあくまで通常の Web サイト訪問と同じように見えます。関連記事の提供元は、Web サイトの訪問と Evernote ユーザ個人を結び付ける情報は一切見えませんし、もちろんユーザのノートに含まれる情報を見ることもできません。
Evernoteはみなさんのデータについて、すべての決定の根拠となる基準『Evernoteのデータ保護に関する3原則』を制定しています。詳しくはこちらをご覧ください。
≫ Evernote のデータ保護に関する 3 原則 [更新版]
Evernote はコンテキストでどのように収益を得るのでしょうか?
Evernote は、ユーザのみなさんに納得してお金を払っていただけるような製品および機能を提供することで、利益を得ています。つまり、Evernote プレミアムと Evernote Business、そして Evernote Market の各製品の販売が収益源となります。そしてコンテキストは、有料のプレミアムユーザおよび Evernote Business ユーザ向けに、これら製品をより魅力的なものとしてくれる、優れた機能だと考えています。
コンテキストは誰が使えるのでしょうか?
プレミアム機能であるコンテキストは、Evernote プレミアムおよび Evernote Business ユーザであれば利用可能です。
どのプラットフォーム向けの Evernote がコンテキストに対応していますか?
コンテキストは Evernote for Mac・Windows・iOS・Android でご利用可能です。
コンテキストで表示される情報はどのようにカスタマイズできるのでしょうか?
- Evernote for Mac の場合: 環境設定画面の「コンテキスト」タブをクリックし、表示させる情報の種類を選択してください。
- Evernote for Windows の場合:「ツール」メニューの「オプション」→「コンテキスト」タブをクリックし、表示させる情報の種類を選択してください。
- Evernote for iOS の場合: 設定画面で「全般」→「コンテキスト」をタップし、表示させる情報の種類を選択してください。
- Evernote for Android の場合: オプション(点線)ボタンから「設定」→「コンテキスト」をタップし、表示させる情報の種類を選択してください。
さらに、表示させたい情報の参照元を自分で選択することができます。あるいは、コンテキスト機能自体を無効にすることも可能です。
コンテキストに関する今後の予定を教えてください。
現在は表示される関連情報の精度をさらに上げることに注力しています。また将来的には、Evernote ユーザにとって有益と判断できれば、関連記事の提供元を他にも追加する予定です。
この機能に対するご提案なども含め、ご意見・ご感想をぜひお聞かせください。