CSV形式の規則
異なるプログラムでデータをファイルで受け渡しするときにはデータの入っている形式(データフォーマット)に合わせてプログラムが処理します。良く利用される形式がCSV形式です。約束事は文字列の繋がりで、データがカンマ区切られ、行の終わりが改造記号で示されるデータの集まりです。基本的な約束事はこれだけです。CSV形式のファイルは文字列を編集するプログラム(例えば、Windowsのメモ帳)を使うと、見ることができます。
Excelで扱えます。
ExcelでCSV形式のファイルをデータとして扱って、カンマ区切りでフィールドにデータを割り付け、改行記号で行を新たにすることでExcelのデータとして取り込みます。
逆に、ExcelのデータをCSV形式のファイルに格納する機能をもっている。行の各項目をカンマ区切りにして行の終わりは改行記号が付いたものがファイルに保存されます。
Excelでは複数のシートを取扱うことができ、ファイルとの出し入れも可能ですが、CSV形式のファイルはシート1枚と対するデータ形式しかありませんので、注意が必要です。
タイトル行付き表形式
表形式のデータとは行列のマス目に対応したデータの並びです。最初の行に項目の並びを表し、2行目以降にデータの並びがあるものを言います。コンテキサーのCSVファイルを利用した[パネル追加]に使われる形式です。Excelの表形式のデータをCSV形式で保存すると1行目はタイトルレコードとして、2行目以降にデータが並ぶ表形式になっています。
タイトル行のない、データ行のみのファイル形式もあります。初めて利用する際にはメモ帳などの文字列を扱うプログラムでデータの中身を確認することをお勧めします。