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データ連携(コンテキスト連携)

開発元のHPの説明

データ連結がエンティティ間の不変的な関係を定義するのに対して、その場、その場の一時的な関係に応じて、データを右から左へ受け渡していくような業務でのデータ操作を、データ連携と呼んでいます。データ連携は、コンテキストとコンテキストの関係として定義します。たとえば、ある伝票をもとに、別の伝票の内容を更新したり、消し込んだりする業務は、データ連携の操作を行っているといえます。データ連携の操作の結果、コンテキスト上では、データが追加されたり、修正または削除されたりします。つまり、データの絶対量が変化することになります。データ連結とことなり、データ連携先で行った修正は、連携元のコンテキストには反映されません。たとえば、価格デーブルをもとに受注伝票を作成後、価格が修正になっても、受注伝票の単価は変更になりません。

 

解説

ここの説明では、データは左から右へ、上から下へ受け渡しをしていくことします。

コンテキスト連携はコンテキストAとコンテキストBの間で、コンテキストBのデータ編集の条件をコンテキストAの表示状態を使って実施するものです。

限定(親子)、限定(共通)、限定(除外)、補助(修正)、補助(追加)、補助(省略)、転記(追加)、転記(更新)、転記(集計)の9つの連携パターンがあります。

転記(追加)はコンテキサーAの行にたいして連携キーの条件を満たすものがコンテキサーBにないときには、コンテキサーAの行をコンテキサーBに新たな行として転記内容の項目を追加するものです。

転記(更新)はコンテキサーAの行にたいして連携キーの条件に一致するものがあるときに

コンテキサーBの行に転記内容の項目を転記するものです。

転記(集計)はコンテキサーAの全行に対して連携キーの項目が一致するものがある時に対応する項目の集計方法(合計、最小値、最大値、上書き)に従い、集計処理を実施するものです。

このサイトでは、転記(集計)を指定していない転記を単純転記、転記(集計)を指定している転記を集計転記と表記しています。

限定はコンテキサーAの表示状態の行に対して、コンテキサーBの行を連携キーの条件で判定して条件を満たすものと満たさないものに区別して表示状態を決定します。

限定(共通)はコンテキサーAの表示状態のレコード(行)に対して連携キーの条件を満たすものをすべて表示するものです。

限定(親子)はコンテキサーAの選択された1レコード(行)に連携キーの条件を持たすものを表示するパターンです。

限定(除外)は限定(共通)と反対に、連携キーの条件をみたさないコンテキストBの行を表示するものです。

補助は利用者がコンテキストAの選択する操作で起動されるコンテキストBのデータに対して選択せれた行のデータを転記するものです。この時、コンテテキストBは編集モードにすることが必要です。

補助(修正)はコンテキストAの選択した行をクリックすると、コンテキストBの選択されている行に対応する項目が修正されます。

補助(追加)はコンテクストAの選択した行をグリップしたまま、コンタキストBにドロップすると、コンテキサーBのレコードとして追加されます。

補助(省略)は省略時のデータが項目に設定されます。

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